工場長ゲームをやってみた!あなたは増産派?環境派?それともバランス派?
ブリヂストンでは、各地にある工場周辺の小学校に赴き、環境の大切さを学ぶ授業「環境ものづくり教室」を定期的に開催しています。
その授業の中では、工場経営を疑似体験できる「工場長ゲーム」というボードゲームを使い、子どもたちに環境に配慮したモノづくりの大切さを学んでもらっています。
タイヤの生産・販売といった事業活動と環境のバランスをとることの大切さを、子供たちに楽しみながら学んで欲しい。そのような想いを背景にブリヂストンが制作したのが「工場長ゲーム」です。(注:工場長ゲームは非売品です)
「工場長ゲーム」のプレイヤーは、双六のような感覚で、各マスに止まるともらえる「お金」と「エコポイント(EP)」をより多く獲得することを競います。
お金はタイヤを生産したり販売したりといった事業活動に応じて、エコポイントは省エネなど環境に貢献する取り組みに応じて貯まります。また、貯めたお金を使って更にお金を稼ぐための生産設備や、エコポイントを増やすことのできる環境設備に投資することも勝敗を決する重要なポイント。投資を行いつつお金とエコポイントをバランスよく貯め、事業と環境を両立することがこのゲームの目標です。
レベル診断表を見ると、お金が縦軸、エコポイントが横軸になっています。両方を獲得していかないと高いレベルにならないことがわかりますね。
今回は、このゲームにブリヂストンの社員が挑戦してみました。
ただ、普通にゲームをするのではなく、予めプレイ方針を設定します。
事業重視の「増子(ますこ)さん」 :積極的な増産でお金を稼ぐべく、増産設備に集中投資します。
環境重視の「環美(かんみ)さん」 :環境面での貢献を重視し、エコポイントを貯めるべく、環境設備に投資します。
現金主義の「金太(きんた)さん」 :何かの際に備え、投資を控えてなるべく現金を残していきます。
バランス型の「星江(ほしえ)さん」 :生産・環境設備にバランスよく投資し、事業と環境の両立を狙います。
果たしてどのような結果になるのでしょうか?プレイスタートです。
~ 40分後 ~
結果が出ました。
星江さんが、バランスの良い設備投資により、お金とエコポイントを十分に獲得し、事業と環境の両立を果たしました。結果は10段階中のレベル10、工場長としては”天才タイプ”です。
増子さん、環美さんはそれぞれ、お金とエコポイントを十分に稼ぎましたが、このゲームではどちらか一方をたくさん稼いでも、結果としてはレベル5止まりとなります。
一方、金太さんは投資を全くしなかった結果、お金もエコポイントも貯まらず、レベル1という結果になりました。
事業活動を通じて利益を出すことは大切ですが、身近な自然や地球環境を守るための取り組みも大切なのです。
持続可能な社会の実現に貢献するという考えのもと、ブリヂストンは今後も、一企業として事業と環境の両立を実践しながら、子どもたちにその重要性を伝え続けていきます。