ゴルフボールの凹凸の秘密【Hara’s Eye】

ゴルフボールの表面にはさまざまな模様の凹凸があることをご存じでしょうか?この凹凸はただの装飾ではなく、ボールの性能を大きく左右するものなんです。

こんにちは。ブリヂストン技術スポークスパーソンの原です。 今日は、埼玉県秩父市にあるブリヂストンスポーツのゴルフテストセンターから、「ディンプル」と呼ばれるゴルフボールの凹凸の働きについてご紹介します。

ディンプルの有無でゴルフボールの性能がどう変わるのか?まず「ディンブルあり」のボールとしてタイガー・ウッズ選手も使っている「TOUR B XS」、次に「ディンプルなし」、「ディンプル半分」の3つのボールを打ってみます。

すると、同じようにボールを打ってもディンプルの違いによって全く異なる弾道になるんです。

これは、ディンプルにはボールが飛んでいく際の空気の流れを整えて、空気抵抗を低減する効果があるからなんです。ディンプルのないツルツルのボールは全面で大きな空気抵抗を受けるのですぐに失速してしまいます。また、半面がツルツルのボールは片側だけ大きな空気抵抗を受けるので曲がって行ってしまいます。
このように、ゴルフボールの凹凸はボールの性能を大きく左右する重要なポイントなんです。

ブリヂストンでは、素材や構造の要素に加えて、ゴルファーのプレースタイルに合わせた様々なディンプル形状のボールを開発しています。
皆さんもぜひ自分のプレースタイルに合うボールを探してみてください。

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