女子中高生がブリヂストン技術センターを見学、女性技術者と交流しました
今回は、お茶の水女子大学附属中学・高等学校ほか2校の女子中高生のみなさん向けに開催した技術センター見学会の様子をご紹介します。
ブリヂストンは、お茶の水女子大学と2017年から女性リーダーの育成支援を目的とした協定を結び、様々な連携した企画を進めています。今回もその一環として未来の女性リーダーとなっていく女子中高生向けの見学会が開催されました。
中高生というと12歳~18歳。自分のやりたいことや進みたい方向についてちょうど模索している時期かもしれません。
「これからどんなことをやりたいか、どのようなキャリアを描いていきたいのか自由に考えるヒントにしてほしい」
そのような思いから、今回、初の中高生向けのイベントが実現しました。
当日は、女性8割の和気あいあいとした雰囲気でイベントがスタートしました。
まずは、ゴムとタイヤの博物館「ブリヂストンTODAY」の見学です。
遠藤副館長アテンドのもと、様々な種類のタイヤやその性能、タイヤ以外のゴム製品についても体験を交えながら学びました。
続いて、技術センター内の分析室とデザイン室を見学しました。
μ(ミクロン)といった想像するのも難しい小さなスケールの世界を分析する技術を目の当たりにしたり、タイヤのトレッドパターンのデザイン過程を実演してもらったりと、めったにできない体験をすることができました。
最後にブリヂストン女性技術者と懇談会の時間を持ちました。
ブリヂストンからは4人の女性技術者が参加し、学生のみなさんとたくさん意見交換をしました。
「国語と数学が好き。でも、理科と社会が嫌い。」
中には文理選択に悩んでいる学生さんも。そんな学生のみなさんへ、先輩社員からは、
「これから文系・理系の垣根はどんどん低くなっていくと思う。文系・理系の枠にとらわれず、自分の好きなことはこれからも大事にしながら進んでいけば良いと思うよ」と温かいエールが送られました。
今回は初の中高生向けの企画でしたが、これから自分の進路を考えていく中高生のみなさんに技術社員の働く現場を見学していただき、女性技術者の本音をきくことで、未来を考えるヒントをお渡しできたのではないかと思います。