働き方改革!ミーティングスペースに導入した「7つの習慣」

当社の技術センター(東京都小平市)のオフィス内に最近、少し変わったレイアウトのミーティングスペースができました。

ミーティングスペース全体を見渡すと、このようになっています。一見するとただの休憩室のような雰囲気のこのスペースですが、当社が取り組む「働き方改革」のための工夫がされているそうです。

突然ですが、みなさんは「7つの習慣®」という本をご存知でしょうか。実はこのミーティングスペースは「7つの習慣」の内容を仕事に活かすために作られていて、“The Seven Habits”と名付けられています。(Habitsは日本語で「習慣」のこと)

<「7つの習慣」とは>

・米国のコヴィー博士が過去200年間の事例研究により、成功者に共通する考え方を7つにまとめたもの
・1989年の発売以来40以上の言語に翻訳されており、発行部数は日本国内で200万部以上、全世界ではなんと3,000万部以上!

当社の研究開発部門の一部では今、「働き方改革」の一環として、社外からの協力も得ながら「7つの習慣」の内容を学ぶ研修を導入しています。「7つの習慣」に書かれている、「終わりを思い描くことから始める」ことや、「まず理解に徹し、そして理解される」ことの重要性を、講義だけでなくグループワークも通して学んでおり、人間としての「根っこ」の部分から向上することで仕事の質や効率も上げようと取り組んでいます。

ミーティングスペース“The Seven Habits”の工夫を少しだけご紹介します。

ミーティングスペースの一角にある不安定な椅子。腰かける部分の面積も狭く、15分も座っているとお尻が痛くなってしまうため、自然と「終わりを思い描いてから」ミーティングを始めることができます。

各テーブルには、第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」を表すトーキングスティックが置いてあります。「トーキングスティックを持っている人だけが話し、それ以外の人は相手の話を集中して聴く」ことを意味しています。

また、棚に置いてある「7つの習慣」関連本は自由に読むことができ、研修を受けていない社員でも「7つの習慣」を身近に感じることができます。

導入後間もない「7つの習慣」研修とミーティングスペース“The Seven Habits”ですが、以前よりもミーティングにかかる時間が短くなったり、以前ではまとめるのが難しいと思われたミーティングが円滑に進んだりと、少しずつ「働き方改革」のための効果が出ているようです。

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