ニュースリリース

新型プリウスに当社シートパッドを納入

‐ 乗り心地・運動性能・燃費性能の向上に貢献 ‐

2015年12月17日
No.122

 株式会社ブリヂストンは、トヨタ自動車株式会社の新型プリウス向けに、後部座席用のシートパッド(座面部)を納入します。当社シートパッドのプリウスシリーズへの採用は今回が初めてとなります。シートパッドを薄肉化しても従来以上の快適性を可能にするウレタンフォームを開発することで、後部座席用シートパッドの省スペース化と軽量化を実現し、新型プリウスの「快適性」と優れた「燃費性能」に寄与しています。

【シートパッド製品写真(後部座席の座面部分)】

 ウレタンフォーム製のシートパッドにおいて乗り心地を良くするためには、適度な柔らかさが必要になります。一方で、コーナリング時などの横方向の遠心力が発生する際、柔らかい素材は体が沈み込みやすいため、姿勢を保つことが難しくなります。新型プリウスには「走る楽しさ」と「快適性」が求められており、コーナリング時などに姿勢を保つための適度な硬さ(剛性)と振動吸収性がシートパッドには必要とされました。当該シートパッドでは、セル構造※1の骨格の剛性と減衰特性、更にはセル構造に起因する通気性の最適化を図ることで、最適な硬さと振動吸収性を確保し、車両に求められる「快適性」を向上させました。またシートパッドの薄肉化によって軽量化にも寄与し、新型プリウスの「燃費性能」の追求にも貢献しています。

※1 ウレタンフォームの内部構造イメージ

 当社は今後も高い技術力を活かし、お客様のご要望にお応えする商品をご提案していくことで、モビリティー社会に貢献していきます。

本件に関するお問い合わせ先

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<報道関係> 広報第2課  TEL:03-6836-3333
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上