ランフラットタイヤが「スカイライン」に新車装着
2014年02月26日
No.20
株式会社ブリヂストンは、日産自動車株式会社が2月26日から発売する新型セダン「スカイライン」に新車装着用タイヤとして、ランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT」を納入します。
ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるため、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車することができます。また使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要になることで、省資源化及び車両軽量化による燃費向上に貢献することができます。
また、今回新車装着される「POTENZA S001 RFT」は、空気圧が失われた状態でもタイヤ自体が車輌を支えられるように、タイヤ側面部のサイドウォールを強化したサイド補強型ランフラットタイヤです。パンク時のたわみによるサイド部の発熱を抑える技術である「新サイド補強ゴム」や「クーリングフィン」を採用することで、ランフラット耐久性能(タイヤ内の空気が失われた後での耐久性)を維持しつつ、ノーマルタイヤと比べても遜色ない乗り心地を実現しています。
当社はランフラットタイヤを普及させることで、"より安全で環境に優しい車社会の実現"に貢献できると考えています。
<装着タイヤの概要>
車両 | タイヤサイズ | パタン名 |
[車両]スカイライン | [タイヤサイズ]225/55RF17 97W※1 | [パタン名]POTENZA S001 RFT |
※1)タイヤサイズにある"RF"はISO基準準拠のランフラットタイヤであること示すサイズ表記です。
■性能評価結果
〔テスト条件〕
ノーマルタイヤ(POTENZA S001):
245/40R18 97Y XL
従来のランフラットタイヤ(POTENZA
RE050 RFT):245/40RF18 93W
POTENZA S001 RFT:245/40RF18 93W
試験荷重:4.71kN
空気圧:240kPa
試験法の名称:静的荷重特性試験
試験場所:当社技術センター室内試験機
※上記テスト条件に関するさらに詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。
※タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。
※試験結果はあくまでもテスト値であり運転の仕方によっては異なります。
<装着車両の特徴>
新型「スカイライン」は、日産自動車独自のハイブリッドシステムを全グレードに採用し、圧倒的な加速性能とクラストップレベル※2の低燃費性能を両立しています。また躍動感、高揚感のあるダイナミックなデザインに加え、最先端の安全装備を搭載するなど、車両のすべてに日産が持つ先進技術が注ぎ込まれています。
※2):排気量3.0L以上の4ドアセダン(2013年11月現在 日産自動車株式会社調べ)
※車輌画像は、本リリース用に当社が日産自動車株式会社より利用合意を得たものとなります。
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