ニュースリリース

「広州モーターショー2013」に出展

2013年11月15日
No.163

 株式会社ブリヂストンは、2013年11月21日(木)から11月30日(土)※1まで、中国の広州市で開催される「広州モーターショー2013」に出展します。

 今回のモーターショーでは、ブリヂストングループが取り組む「イノベーションを通じた持続可能な社会の実現」をテーマに、当社グループの製品や技術をご紹介します。

 当社グループは、ステークホルダーの皆様からのさまざまなニーズに応えながらも、「事業と環境の両立」を意識した事業経営を進めています。当社グループの「環境宣言」※2では、持続可能な社会の実現を目指し、ステークホルダーの皆様と連携して誠実に取り組むことを掲げていますが、今回のモーターショーでは、その中でも「資源を大切に使う」、「CO2を減らす」の2つの領域にフォーカスを当て、当社グループの最先端の環境技術や環境対応商品をご紹介します。また、展示ブースにおいては「安全」を意識した当社グループの技術開発の成果をご覧いただきます。さらに、鉱山などで使用される直径4mを超える巨大なタイヤ※3を展示し、その迫力を体感していただくことで、「モビリティの楽しさ」を実感していただきます。


当社展示ブースイメージ
写真:当社展示ブースイメージ

 当社ブースの各コーナーにおける主な展示内容は以下の通りです。

1.「資源を大切に使う」ための取り組みを紹介するコーナー
(1)「非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)」
タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークで荷重を支えることにより、空気の充填が不要となり、且つリサイクル可能な原材料を採用することで、地球上の資源を有効活用した技術です。また、独自技術により優れた低燃費性能を追求し、CO2排出量削減にも貢献する技術です。

(2)「リトレッドタイヤ」
使用済みのタイヤのすり減ったトレッドゴム(路面と接する部分)の表面を決められた寸度まで削り、その上に新しいゴムを圧着・加硫して、トレッド部分以外をリユースできるようにしたタイヤ技術です。新品タイヤに比べて、天然ゴムや石油資源である合成ゴムなどの原材料の使用量が削減できるため、省資源であるとともに、トレッドゴム以外の部材がリユースされることで、廃タイヤの削減にも寄与しています。

(3)「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」
パンクしても安全な場所まで移動することができるため、使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤが不要になり、省資源化や車両軽量化による燃費向上に貢献するタイヤです。

2.「CO2を減らす」ための取り組みを紹介するコーナー
(1)「ECOPIA(エコピア)with ologic(オロジック)」
これまでのタイヤとは全く異なる狭幅・大径サイズのタイヤです。 タイヤの大径化によってタイヤが路面と接地する部分の変形を抑制するのに加え、タイヤの狭幅化を通して空気抵抗を低減し、転がり抵抗を大幅に低減させることで、CO2排出量の削減に貢献します。さらに、新開発の専用パタン技術や新コンパウンドを適用し、ウェットグリップ性能の向上も実現しています。

(2)低燃費タイヤ「ECOPIA」
安全性能や操縦性能などのタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら転がり抵抗を低減することで、CO2排出量の削減に貢献するタイヤです。1991年の電気自動車用タイヤの開発をきっかけに、現在では乗用車やトラック・バスなどさまざまな車種に対応したラインアップを取り揃えており、国内外で高い評価をいただいています。

※1 プレスデーは11月21日(木)です。
※2 環境活動の基本姿勢として、「商品・サービス」と「モノづくり」、「社会貢献」の3つの領域とそれらを支える2つの基軸として「環境マネジメントシステム」と「環境コミュニケーション」を明確に示し、「自然と共生する」ために、「資源を大切に使う」技術を開発・活用し、喫緊の課題である地球温暖化に対して「CO2を減らす」ことに誠実に取り組んでいくという当社グループの環境活動の方向性を示しています。
※3 建設・鉱山車両用タイヤ(展示製品サイズ:53/80R63)
eco1st

【ブリヂストングループ 環境宣言】

未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために・・・

【ブリヂストングループ環境長期目標】
ブリヂストングループ環境長期目標


one team, one planet ブリヂストンが世界共通の環境メッセージとして掲げた「One Team, One Planet」。
その意志は、グローバルに展開する一企業として、またその枠をこえてあらゆる人々と、地球のために、ひとつになること。
未来のすべての子どもたちが「安心」して暮らしていくために。

eco-Activities ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク
Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。


関連リンク:
ブリヂストンの環境への取り組み
「READY FOR 2050」環境スペシャルサイト

本件に関するお問い合わせ先

<報道関係> 広報第1課  TEL:03-3563-6811
<お客様>  お客様相談室 TEL:0120-39-2936

以上