電力消費量削減に向けた自主行動計画の取り組み結果について
2011年10月31日
No.165
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、今夏の東京電力管内での深刻な電力不足懸念を受け、自主的な電力消費量削減に取り組み、東京電力の大口供給先として当社グループが保有する12ヵ所の事業所(大口需要家※1)での2011年7月~9月の平日9時~20時の最大使用電力(以下、ピーク時使用電力)を前年同期比37%削減し、当初掲げた25%の削減目標※2を大きく上回り節電に貢献しました。また、大口供給先以外の事業所やグループ従業員の家庭における節電への取り組みについても一定の成果を上げることができました。詳細は以下の通りです。
1.大口供給先における節電への取り組み結果
2.大口供給先以外の事業所における節電への取り組み結果
3.グループ従業員の家庭における節電への取り組み結果
関連情報: ブリヂストンの環境への取り組み
※1 大口需要家とは、契約電力が500kW以上の事業所を意味する。
1.大口供給先における節電への取り組み結果
(1)電力消費量削減目標とその達成状況
当社グループは東京電力管内に、大口供給先として、12カ所の事業所を保有しています。今夏の全12事業所合計のピーク時使用電力は49,083kWとなり、前年同期比37%削減しました。※3
当社グループは東京電力管内に、大口供給先として、12カ所の事業所を保有しています。今夏の全12事業所合計のピーク時使用電力は49,083kWとなり、前年同期比37%削減しました。※3
※3 2010年7月~9月の平日9時~20時のピーク時使用電力は77,751kW。
(2)電力消費量削減効果の大きかった取り組み例
・消費電力量の「見える化」による集中管理及び機動的な節電施策の実施
・夜間電力で蓄電した電力の昼間の時間帯での活用(NAS電池※4の活用)
・ディーゼル発電機・エンジンコンプレッサーの導入
・昼間生産の一部夜間へのシフトや昼休分散
・消費電力量の「見える化」による集中管理及び機動的な節電施策の実施
・夜間電力で蓄電した電力の昼間の時間帯での活用(NAS電池※4の活用)
・ディーゼル発電機・エンジンコンプレッサーの導入
・昼間生産の一部夜間へのシフトや昼休分散
※4 ナトリウム・硫黄電池
2.大口供給先以外の事業所における節電への取り組み結果
(1)電力消費量の削減状況
当社グループは東京電力管内に大口供給先以外に228事業所を保有しています。今夏の全228事業所のトータル電力使用は5,139MWhとなり、前年同期比27%削減しました。※5
当社グループは東京電力管内に大口供給先以外に228事業所を保有しています。今夏の全228事業所のトータル電力使用は5,139MWhとなり、前年同期比27%削減しました。※5
※5 2010年7月~9月のトータル電力使用量は7,019MWh。
3.グループ従業員の家庭における節電への取り組み結果
(1)節電啓発活動
「節電プロジェクト」ホームページを開設し、節電のポイントや環境家計簿による節電の成果を見える化するツールなど、さまざまなコンテンツの提供を行いました。また2,187名の従業員が「わたしの節電宣言」として節電のために家庭で取り組むことを登録して節電への取り組みをグループ従業員で共有しました。
(2)家庭での節電実績
環境家計簿を提出した各家庭での節電状況を集計した結果、2011年7月から9月のトータル電力使用を前年同期比20%削減(35,533kWh相当)しました。
当社グループは、今夏の節電への取り組みを通じて得られた成果を今後の節電をはじめとする環境活動に活かしてまいります。
※自主行動計画を発表した2011年4月22日後に各事業所の契約電力を再精査し、契約電力量の変更等大口供給先リストの変更を行っております。
「節電プロジェクト」ホームページを開設し、節電のポイントや環境家計簿による節電の成果を見える化するツールなど、さまざまなコンテンツの提供を行いました。また2,187名の従業員が「わたしの節電宣言」として節電のために家庭で取り組むことを登録して節電への取り組みをグループ従業員で共有しました。
(2)家庭での節電実績
環境家計簿を提出した各家庭での節電状況を集計した結果、2011年7月から9月のトータル電力使用を前年同期比20%削減(35,533kWh相当)しました。
当社グループは、今夏の節電への取り組みを通じて得られた成果を今後の節電をはじめとする環境活動に活かしてまいります。
ご参考:当社グループの東京電力管内大口供給先リスト
社名 | 事業所名 | 所在地 | 主な事業内容 | 契約電力量 |
---|---|---|---|---|
株式会社ブリヂストン | 本社 | 東京都中央区京橋1-10-1 | ブリヂストングループのグローバル本社機能 | 1,750kW |
東京工場 | 東京都小平市小川東町3-1-1 | 乗用車用タイヤ、航空機用タイヤの製造 | 24,450kW | |
技術センター | 東京都小平市小川東町3-1-1 | タイヤ研究開発 | ||
グローバル・モノづくり 教育センター | 東京都小平市小川東町3-1-1 | 製造・設備保全に関する研修 | 600kW | |
栃木工場 | 栃木県那須塩原市上中野10 | 乗用車用、トラック・バス用ラジアルタイヤの製造 | 11,500kW | |
那須工場 | 栃木県那須塩原市東大和町3-1 | 乗用車用タイヤ、二輪自動車用タイヤの製造 | 7,800kW | |
横浜工場 化工品技術センター | 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町1 | ゴム関連製品など化工品の製造・開発 | 8,850kW | |
黒磯工場 | 栃木県那須塩原市下中野800 | タイヤおよび工業用ゴム製品用スチールコードの製造 | 23,000kW | |
ブリヂストンプラントエンジニアリング株式会社 | 東松山工場 | 埼玉県比企郡吉見町大字長谷1913 | タイヤ生産設備の設計・製作 | 1,200kW |
ブリヂストンフローテック株式会社 | MDセンター (本社・埼玉工場) | 埼玉県加須市南篠崎1-3-1 | 高圧ホースなどの製造・販売および本社機能 | 1,300kW |
ブリヂストンサイクル株式会社 | 本社・上尾工場 | 埼玉県上尾市中妻3-1-1 | 自転車および自転車関連商品の製造・販売 | 3,700kW |
ブリヂストンスポーツ株式会社 | M&Dセンター秩父 | 埼玉県秩父市大野原20 | ゴルフ・テニスなどスポーツ用品の製造・研究開発 | 1,500kW |
関連情報: ブリヂストンの環境への取り組み
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課 | TEL:03-3563-6811 |
<お客様>お客様相談室 | TEL:0120-39-2936 |
以上