「W-BRIDGE」研究委託先を採択
2011年7月7日
No.108
学校法人早稲田大学(総長 鎌田 薫、以下「早稲田大学」)と株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四、以下「ブリヂストン」)が連携して設置した研究プロジェクト「W-BRIDGE」の運営組織は、2011年7月1日から2012年6月30日までの研究委託先候補として採択した15団体を発表しました。
W-BRIDGEでは、本年4月20日から6月1日までの期間、ブリヂストンが定めた研究領域(※)に基づいて、大学と一般の方々が連携して取り組む環境に関する研究課題を募集しました(委託費用総額:2,200万円)。応募された案件の中から、W-BRIDGEの審査委員会および運営委員会両者が厳正なる選考を行い、研究委託先候補を採択しました。詳細は別紙の通りです。
今後、各団体と早稲田大学との間で委託契約が締結された後に、それぞれの研究活動が行われます。そして、研究成果については報告会を実施予定です。また、このプロジェクトで得られた成果については、内容を吟味し、多くの方々に活用していただけるように情報を公開していく予定です。
尚、2010年7月から2011年6月末までを活動期間とした研究は終了し、今後研究領域毎に活動報告を行います。活動報告の詳細が決まり次第、W-BRIDGEのWebサイトに掲載します。
W-BRIDGE Webサイト http://www.w-bridge.jp/
※ブリヂストンが定めた以下の4領域を対象として行います。
・企業や生活者がともに自然と共生していく方法を考える
・資源を大切に使い循環させる仕組みを、生活者とともに考える
・2050年の視点からCO2を減らす方法を、生活者とともに考える
・環境保全の知見や手法を世界にひろげ、次世代とともに学ぶ方法を考える
W-BRIDGEでは、本年4月20日から6月1日までの期間、ブリヂストンが定めた研究領域(※)に基づいて、大学と一般の方々が連携して取り組む環境に関する研究課題を募集しました(委託費用総額:2,200万円)。応募された案件の中から、W-BRIDGEの審査委員会および運営委員会両者が厳正なる選考を行い、研究委託先候補を採択しました。詳細は別紙の通りです。
今後、各団体と早稲田大学との間で委託契約が締結された後に、それぞれの研究活動が行われます。そして、研究成果については報告会を実施予定です。また、このプロジェクトで得られた成果については、内容を吟味し、多くの方々に活用していただけるように情報を公開していく予定です。
尚、2010年7月から2011年6月末までを活動期間とした研究は終了し、今後研究領域毎に活動報告を行います。活動報告の詳細が決まり次第、W-BRIDGEのWebサイトに掲載します。
W-BRIDGE Webサイト http://www.w-bridge.jp/
※ブリヂストンが定めた以下の4領域を対象として行います。
・企業や生活者がともに自然と共生していく方法を考える
・資源を大切に使い循環させる仕組みを、生活者とともに考える
・2050年の視点からCO2を減らす方法を、生活者とともに考える
・環境保全の知見や手法を世界にひろげ、次世代とともに学ぶ方法を考える
第4期(2011年7月~2012年6月) 採択案件 15件
企業や生活者がともに自然と共生していく方法を考える | |||
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研究・活動代表者 | 団体名 | 研究課題 | 備考 |
早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科 教授 黒澤正一 |
NPO法人 栄村ネットワーク 木島平村 (農村文明塾) |
企業CSRを通じた「農山村-都市」連携 | 継続 |
早稲田大学 人間科学学術院 教授 森川 靖 |
(財)国際緑化推進センター インドネシア国立ランブン・マンクラット大学 |
インドネシア南カリマンタン州の大森林公園における生物多様性修復 | 継続 |
早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター 助教 秋吉 恵 |
WAVOC 「農と食と緑の学校inおけら牧場・ラーバンの森」 |
若者の持続的な食意識の向上を促す農林業体験ツアー構築に向けた研究 | 継続 |
資源を大切に使い循環させる仕組みを、生活者とともに考える | |||
研究・活動代表者 | 団体名 | 研究課題 | 備考 |
茨城大学 地球変動適応科学研究機関 (ICAS) 准教授 田村 誠 |
城里町商工会女性部 筑西市商工会エコの木プロジェクト部会 |
地域連携で生み出すいばらきエコ・ネットワークSTEP3 -生活者が生み育てる グッドプラクティスの発信 - | 継続 |
九州大学大学院 工学研究院環境都市部門 教授 島谷幸宏 |
佐渡島加茂湖水系再生研究所 | 新潟県佐渡市 トキ舞う加茂湖の水辺再生プロジェクトphase2 | 継続 |
大阪市立大学大学院 創造都市研究科 准教授 永田潤子 |
NPO法人 エコデザイン市民社会フォーラム | 女性生活者による3R活動による地域貢献について | 継続 |
早稲田大学 環境総合研究センター 准教授 小野田弘士 |
生活協同組合コープおおいた (社)日本自動車リサイクル部品協議会 |
利用者視点から見た2R(Reduce・Reuse)の 普及促進に関する実証研究 ~地域共創型の社会システムの実現を目指して~ | 新規 |
東京工業大学大学院 社会理工学研究科・価値システム専攻 教授 桑子敏雄 |
NPO法人 国頭ツーリズム協会 | やんばる国頭の森の水路再生・棚田ビオトープ整備による地域活性化プロジェクト | 継続 |
2050年の視点からCO2を減らす方法を、生活者とともに考える | |||
研究・活動代表者 | 団体名 | 研究課題 | 備考 |
岩手大学 農学部 助教 伊藤幸男 |
NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク | 東北復興を契機に日本を持続可能な社会へ ~バイオマス資源の適正利用を中心に~ | 新規 |
群馬大学大学院 工学研究科 教授 天谷賢児 |
NPO法人地域研究応用センター | 被災地(石巻市)を中心とした地域復興のための再生可能エネルギーの実装に関する研究 | 新規 |
早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科 准教授 納富 信 |
新宿区エコ事業者連絡会 | 学生と地域がともに取り組む環境ビジネスの創出 | 新規 |
環境保全の知見や手法を世界にひろげ、次世代とともに学ぶ方法を考える | |||
研究・活動代表者 | 団体名 | 研究課題 | 備考 |
早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター 助教 加藤基樹 |
WAVOC まつだい早稲田じょんのび交流プロジェクト |
学生ボランティアと地域活性化による環境保全の連携に関する研究 | 継続 |
早稲田大学大学院 アジア太平洋研究センター 名誉教授 原 剛 |
日本環境ジャーナリストの会 | 「大震災・原発事故VS科学・宗教-社会規範再形成への実証研究」 | 新規 |
早稲田大学 平山郁夫記念ボランティアセンター 助教 岩井雪乃 |
WAVOC 「海外ボランティアリーダー養成プロジェクト(ボルネオ)」 |
日本とマレーシアの国際交流による環境意識の育成 | 継続 |
徳島大学埋蔵文化財調査室 助教 遠部 慎 |
豊島 島づくり協議会 | 豊島発 歴史、文化と環境学習融合プログラムの開発~ 自然ゆたかな豊島を楽しみながら学ぶ人類の営みと生活史 ~ | 新規 |
「W-BRIDGE」は、ブリヂストンからの委託によって、早稲田大学内に設置された研究基金です。このプロジェクトでは、地球環境問題という人類共通の課題に対し、産学連携に加え、環境NGOや市民団体といった一般の生活者の方々にも参画いただき、三者一体で研究・活動を行える枠組みを提供していきます。 |
【本件に関するお問合せ先】
<募集に関するお問い合わせ>
W-BRIDGE事務局(早稲田大学内)
電話:03-5292-3526 Fax:03-5292-3527
E-mail w-bridge@list.waseda.jp
W-BRIDGE事務局(早稲田大学内)
電話:03-5292-3526 Fax:03-5292-3527
E-mail w-bridge@list.waseda.jp
<報道関係者>
学校法人早稲田大学 広報室 広報課
電話:03-3202-5454 Fax:03-3202-9435
株式会社ブリヂストン 広報部 広報第1課
電話:03-3563-6811 Fax:03-3567-4615
学校法人早稲田大学 広報室 広報課
電話:03-3202-5454 Fax:03-3202-9435
株式会社ブリヂストン 広報部 広報第1課
電話:03-3563-6811 Fax:03-3567-4615
以上