国内市販用トラック・バス用タイヤの値上げについて
2011年7月1日
No.105
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、国内市販用トラック・バス用新品タイヤの出荷価格を値上げ致します。あわせて、当社グループ会社(*1)は、国内市販用トラック・バス用リトレッドタイヤ(*2)に関しても、出荷価格を値上げ致します。
当社は天然ゴム価格の歴史的高騰をはじめとした原材料価格の高値での推移を背景に、2010年12月にトラック・バス用タイヤの平均7%の値上げを発表、2011年3月より実施致しました。しかし、その後も天然ゴム価格は高騰を続けた上、現在も高止まりしており、当社の収益に大きな影響を与えています。また、合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格も、依然として高値で推移しております。このような環境下で、特に天然ゴムを使用する割合が高いトラック・バス用タイヤについては、生産性の向上やコスト改善といった企業努力のみでは、これを吸収することは困難な状況であると判断し、本年2度目となる新品タイヤの当社出荷価格の値上げを決定したものです。
リトレッドタイヤについては、同じサイズの新品タイヤと比較して製造の際に新規に使用する原材料の量が大幅に少ないため、今回の値上げ率(平均)は小さく設定しています。
なお、当社は一層の企業努力を続けてまいりますが、今後も原材料価格の高値が継続する場合には、更なる値上げをお願いさせて頂く可能性があります。
※リトレッドタイヤを活用した当社サービスの紹介
1.「エコ バリュー パック」の特徴
当社は天然ゴム価格の歴史的高騰をはじめとした原材料価格の高値での推移を背景に、2010年12月にトラック・バス用タイヤの平均7%の値上げを発表、2011年3月より実施致しました。しかし、その後も天然ゴム価格は高騰を続けた上、現在も高止まりしており、当社の収益に大きな影響を与えています。また、合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格も、依然として高値で推移しております。このような環境下で、特に天然ゴムを使用する割合が高いトラック・バス用タイヤについては、生産性の向上やコスト改善といった企業努力のみでは、これを吸収することは困難な状況であると判断し、本年2度目となる新品タイヤの当社出荷価格の値上げを決定したものです。
リトレッドタイヤについては、同じサイズの新品タイヤと比較して製造の際に新規に使用する原材料の量が大幅に少ないため、今回の値上げ率(平均)は小さく設定しています。
なお、当社は一層の企業努力を続けてまいりますが、今後も原材料価格の高値が継続する場合には、更なる値上げをお願いさせて頂く可能性があります。
*1 :当社の直接・間接の株式所有比率が50%超で、トラック・バス用リトレッドタイヤの製造・販売を行っている日本国内の会社。
*2 :使用済みのタイヤのトレッド(接地)部分を取り除き、新たにトレッドゴムを加硫・圧着して再使用できるようにしたタイヤ。
記
1.対象商品 | :国内市販用トラック・バス用タイヤ |
2.値上げ時期 | :2011年9月1日(木)(夏・冬タイヤとも) |
3.値上げ率(平均) | :トラック・バス用 新品タイヤ :10% トラック・バス用 リトレッドタイヤ: 5% |
※リトレッドタイヤを活用した当社サービスの紹介
1.「エコ バリュー パック」の特徴
当社では、新品タイヤ、自社台方式(COC)によるリトレッドタイヤ*3、タイヤメンテナンス*4 の3つを組み合わせた最適なプランをご提案することで、タイヤのトータルライフ向上を実現するソリューションビジネス「エコ バリュー パック」を2008年より導入しました。
「エコ バリュー パック」は、省資源、省エネルギー、CO2排出量削減など、環境保全の面でも優位性があります。
2.「エコ バリュー パック」導入によるお客様のメリット「エコ バリュー パック」は、省資源、省エネルギー、CO2排出量削減など、環境保全の面でも優位性があります。
*3 自社台方式(COC = Customer's Own Casing)によるリトレッドタイヤ活用お客様より台タイヤ(新品時から使用し、溝が浅くなったタイヤ)をお預かりし、リトレッド加工を行ってお返しする方法。
*4 タイヤメンテナンス
タイヤの空気圧管理、ローテーション管理など。これらを徹底することで、タイヤの損傷や劣化を防ぎ、台タイヤとして活用出来る割合を高める。
タイヤの空気圧管理、ローテーション管理など。これらを徹底することで、タイヤの損傷や劣化を防ぎ、台タイヤとして活用出来る割合を高める。
(1)自社で使用したタイヤを再利用する為、使用履歴も把握出来て安心。
(2)台タイヤを再使用できるため、新品タイヤ購入に比べタイヤコストを削減出来る。
(3)自社台方式(COC)はグリーン購入法の「特定調達品目」に指定・適用されるため、
環境経営に積極的に取り組んでいることを顧客(荷主)に訴求出来る。
3.「エコ バリュー パック」契約台数:約44,000台(2010年末時点)(2)台タイヤを再使用できるため、新品タイヤ購入に比べタイヤコストを削減出来る。
(3)自社台方式(COC)はグリーン購入法の「特定調達品目」に指定・適用されるため、
環境経営に積極的に取り組んでいることを顧客(荷主)に訴求出来る。
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課 | TEL:03-3563-6811 |
<お客様>お客様相談室 | TEL:0120-39-2936 |
以上