学校法人早稲田大学(総長 白井克彦、以下「早稲田大学」)と株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四、以下「ブリヂストン」)が連携した研究プロジェクト「W-BRIDGE」の運営組織は、2010年7月1日から2011年6月30日までの委託研究先候補として18団体を採択しました。18団体はW-BRIDGEのWebサイトで公開しています(URL:
http://www.w-bridge.jp/)。
W-BRIDGEでは、4月20日から6月1日までの期間、ブリヂストンが定めた研究領域
(※1)に基づいて、大学と一般の方々が連携して取り組む環境に関する研究課題を募集しました(委託費用総額:2,000万円)。応募された案件の中から、W-BRIDGEの助成審査委員会および運営委員会両者が厳正なる選考を行い、委託先を採択しました。
今後、各団体と早稲田大学との間で委託契約が締結された後に、それぞれの研究活動が行われます。そして、研究成果については報告会を実施予定です。また、このプロジェクトで得られた成果については、内容を吟味し、多くの方々に活用していただけるように情報を公開していく予定です。
尚、2009年7月から2010年6月末までを活動期間とした委託研究は終了し、今後研究領域毎に活動報告を行います。活動報告の詳細が決まり次第、W-BRIDGEのWebサイトに掲載します。
(※1)株式会社ブリヂストンが定めた4つの領域を対象として行います。
(1) 地球温暖化対策と生物多様性保全のバランスを考える領域
(2) 人々の生活と環境保全活動のバランスを考える領域
(3) 次世代からの視点で目標を定め、効果的で効率的な環境改善手法を考える領域
(4) 環境に関する情報を世界へ効果的に発信し、コミュニケーションする手法を考える領域
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「W-BRIDGE」は、ブリヂストンからの委託によって、早稲田大学内に設置された研究基金です。このプロジェクトでは、地球環境問題という人類共通の課題に対し、産学連携に加え、環境NGOや市民団体といった一般の生活者の方々にも参画いただき、三者一体で研究・活動を行える枠組みを提供していきます。 |